堺名物アナゴ入り恵方巻きで開運を 阪堺電車

狩野浩平
[PR]

 大阪、堺両市間で路面電車を運行する阪堺(はんかい)電気軌道が、節分に合わせた「恵方セット」の予約を29日まで受け付けている。堺市堺区の専門店「松井泉」のアナゴ入り恵方巻きと、阪堺電車を模したサブレなどが入っている。税込み2千円で、200セット限定。

 かつて堺で多く水揚げされたアナゴをまちの名物としてPRするため、阪堺と松井泉は3年前から、貸し切り電車でアナゴを味わうイベントを開いてきた。

 新型コロナウイルスの影響で松井泉の得意先の飲食業界も打撃を受けている。

 今回企画したセットでは、開運厄除(やくよ)けに御利益があるとされる堺区の開口(あぐち)神社で、恵方巻きをくるむ紙の祈禱(きとう)をしてもらった。松井泉の松井利行社長は「まずは恵方巻きで明るい道を切り開いていきたい」。

 セットには朝日製パン(堺区)のメロンパンとあんパン、電車ステッカー(非売品)も。予約は阪堺電車ホームページからのみ。節分の2月2日に大阪市住吉区我孫子道車庫でセットを引き渡す。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事を書いた人
狩野浩平
東京社会部|教育担当
専門・関心分野
いじめ、不登校、子どもの権利、ニューロダイバーシティー、幼児教育、性暴力