鉄路存続へ「まくら木オーナー」募集中 三重の伊賀鉄道

藤井匠
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 伊賀鉄道と三重県伊賀市が「まくら木オーナー」を今年度に続いて来年度も募っている。鉄路存続に協力してもらおうと、1口5千円で名前入りプレートを伊賀(忍者)線の駅構内の枕木に4月から1年間設置する。1人何口でも申し込むことができ、2月5日までが募集期間。

 プレートは合成樹脂製で縦20センチ、横15センチ、厚さ3ミリ。名前(企業名なども可能)とメッセージを各10文字以内で表記でき、伊賀上野駅を除く14駅の構内に設置する。名前は文字数以内で複数人数分も可能で、メッセージは公序良俗に反しないのが条件。伊賀鉄道はプレートを設けた写真と会員証をオーナーに送る。

 希望者は申込書に必要事項を明記し、上野市(忍者市)駅窓口に代金と一緒に提出。伊賀鉄道本社に郵送またはファクス、メール(fukunin@igatetsu.co.jpメールする)で申し込み後、代金を振り込む方法もある。同社ホームページからも申込書をダウンロードできる。

 今年度は県外からも含めて94口の応募があり、伊賀鉄道への応援メッセージが目立つ。来年度も続いてオーナーに応募し、希望した場合は同じ場所にプレートの設置ができる。担当者は「話題性があり、オーナーと伊賀鉄道双方にメリットがある」と話す。

 問い合わせは伊賀鉄道総務企画課(0595・21・0863)。(藤井匠)

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