鉄道各社で終電が繰り上げ、20日から

山田暢史 日高敏景
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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国や埼玉県などの要請を受け、鉄道各社は20日から終電時刻の繰り上げを行うことを決めた。期間は当面の間としている。

 JR東日本によると、京浜東北線・根岸線の大宮方面行きは、南浦和―大宮間で平日は26分程度繰り上がる。都内方面へは午前0時14分の大宮発赤羽行きが終電になる。埼京線・川越線下り大宮―川越間で12分程度繰り上げる。川越発の都内方面への終電に変更はない。武蔵野線は東所沢―府中本町間で13分程度、府中本町から東所沢までは23分程度繰り上がる。高崎線や宇都宮線は現行と同じ。土日・休日は異なるという。

 東武鉄道は、東上線では平日、池袋発川越市行きが最大14分繰り上がる。スカイツリーラインの下りは午前0時23分の浅草発北春日部行きが運休になり、最終列車時刻が14分程度繰り上げになる。北千住発北越谷行きは出発時間が3分繰り上がる。アーバンパークラインは県内発着の終電は一部の行き先に変更があるが、大宮からの出発時間に変更はない。

 西武鉄道は、池袋線・新宿線下りの終電時刻について、一部を10~20分程度繰り上げる。池袋線は、平日の池袋発小手指行きが午前0時44分発から午前0時31分発に繰り上がる。保谷行きも変更となる。新宿線は、平日の西武新宿発新所沢行きが午前0時44分発から午前0時28分発に。土休日や上石神井行きも繰り上げになる。両線の下り飯能行きと本川越行きに変更はない。

 つくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道は、八潮、三郷中央への終電が11分繰り上がる。

 埼玉高速鉄道は、平日の浦和美園発駒込行きが約10分、下りの日吉発浦和美園行きが約12分繰り上がる。

 秩父鉄道と埼玉新都市交通(ニューシャトル)は繰り上げを実施しないという。詳細は各社のホームページなどで確認できる。(山田暢史、日高敏景)

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