路線バスの6割再開 秋田市内、道路の除排雪進む

佐藤仁彦
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 秋田県内は11日、冬型の気圧配置が緩み、雪の降り方は弱まったが、横手市横手で午前9時時点の積雪が193センチとなり、1979年以降の観測史上で最大値を記録した。秋田市内は道路の除排雪が進み、路線バスの約6割が運行を再開した。

 この日、秋田市では道路豪雪対策本部会議があり、正午現在の積雪が秋田観測所で43センチ、雄和観測所で63センチなどと報告された。道路の除排雪は、午前11時までに幹線道路が90%、生活道路が40%、歩道が75%まで進んだという。このうち幹線道路と歩道の除排雪は12日朝までにほぼ終了する見込み。生活道路は約7割程度にとどまるが、引き続き作業を続ける。

 市内の路線バスは、中心市街地循環バス(ぐるる)や泉ハイタウン線など全体の約6割が11日までに運行を再開。12日は9割が通常運行に戻る見通しという。

 12日からは多くの小中学校で新学期が始まる。穂積志市長は「除雪後、排雪ができていない部分で見通しの悪いところもある。児童生徒の皆さんには注意して通学してもらいたい」と話した。佐藤仁彦

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