年末年始の特急利用は前年比31% JR米子支社

大谷秀幸
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 【鳥取】JR西日本米子支社は6日、年末年始期間(12月25日~1月5日)の管内の特急列車の利用状況を発表した。利用者は計3万4744人で前年比31%。新型コロナウイルスの影響や雪による運転取りやめなどで大幅に減少し、記録が残る1989年以降最低となった。

 やくもが1万7093人で前年比28%▽サンライズ出雲が1924人で同65%▽スーパーはくとが9456人で同31%▽スーパーいなばが3177人で同33%▽スーパーおきが3043人で同35%など。

 乗車率が100%を超えた列車はなかったが、自由席乗車率が100%を超えた列車は2本あった。乗車率が最も高かったのは5日のスーパーおき4号の86%。自由席乗車率は5日のやくも20号の102%だった。入り込みのピークは12月26日で2080人、送り出しは3日の2364人だった。

 一方、近距離切符の券売機発売は、鳥取、倉吉、米子、松江、出雲市の主要駅で計約3万7千枚。前年比51%だった。(大谷秀幸)

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