リニア生物多様性専門部会1年3カ月ぶりに開催

和田翔太
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 【静岡】リニア中央新幹線の建設工事をめぐり、県は25日、生物多様性に関する専門部会を開いた。JR東海が資料の準備に時間を要し、約1年3カ月ぶりの開催となった。

 JR東海が提出した資料は「自然環境の保全等に向けた取り組みについて」。南アルプスの自然環境に与える影響を回避または低減させる対応策などが記載されている。会議では「モニタリングの具体策がない」などの指摘が出た一方、「わかりやすくなっている」と評価する声も出た。

 会議後、難波喬司副知事は「再開されたことに意義がある。回数を増やしてやっていくことが重要」と話した。(和田翔太)

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