JR西日本の銀河、来春に山陰方面を運行予定

大谷秀幸
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 【鳥取】JR西日本長距離列車「WEST EXPRESS(ウエストエクスプレス) 銀河」が来春、山陰方面で再び運行される。同社米子支社が発表した。銀河は今年9~11月に山陰方面を初めて走った。

 銀河は現在、来年3月11日まで山陽方面で運行されている。来春の山陰方面での運行は3月下旬か4月の開始を検討している。

 9月からの初運行は定員54人で、20往復40本。日本旅行個人旅行商品限定だった。新型コロナウイルスの影響下でも予約の平均倍率が約17倍と、予想を上回る結果だった。山陰両県の各駅での出迎えや見送り、地元の特産品や特製弁当の販売などのおもてなしが乗客に好評だったという。

 来春の運行は、前回と同じ夜行列車の予定。新たなおもてなしも地元と相談しながら考えていくという。

 来春の運行について、鳥取県平井伸治知事は「銀河が再び『星取県』を走ることになり、心から歓迎する。春再開に向けてしっかりと準備をしていきたい」、島根県の丸山達也知事は「今後の観光需要の回復に向けて大いに期待している。県内の魅力的な観光地に訪れていただけるよう、地元でもおもてなしを準備していく」とそれぞれコメントしている。(大谷秀幸)

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