南阿蘇鉄道の復興に 関西の作家がカレンダーで支援
小若理恵
熊本地震で被災した南阿蘇鉄道(熊本県高森町)の復興に役立ててもらおうと、関西のイラストレーターや画家たちが来年のカレンダーを作った。南阿蘇鉄道のオンラインショップで販売しており、売り上げを寄付する。プロジェクトは被災後から続いていて、全線再開を後押ししている。
兵庫県西宮市で地域情報サイトの記事を執筆するライター古本卓嗣(たくじ)さん(50)が、2016年4月の熊本地震のすぐ後、SNSで知り合いの作家らに呼びかけた。プロジェクトを「Re:MEMBERくまもと」と名付け、17年版のカレンダーを制作、販売した。取り組みは今回で5回目。
古本さんは1995年、西宮…
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