酔客をひとひねり 門司署がJR社員ら向けに護身術訓練
加治隼人
【福岡】忘年会シーズンを控え、酔った客への対処法を学んでもらおうと、門司署は16日、門司港駅(北九州市門司区)でJR九州社員らを対象にした護身術講習会を開いた。駅のコンビニでは店員らが強盗に備えた通報訓練にも取り組んだ。
県警本部所属の柔道や逮捕術を教える警察官らが実演。駅前に集まった参加者らは警察官とペアを組み、腕をつかんできた相手を振り払う動作などを練習した。「やめなさい」と大声を出して周囲に危険を知らせるアドバイスも受けた。
JR九州の池田愛子さん(42)は「実際に身の危険を感じる場面はある。訓練を受けないと、とっさの対応は絶対にできないと感じたので、いい経験です」。
門司署生活安全課長の岸田真一朗警部は「万が一を意識し気構えを持つことが大事。護身術で身を守り、110番につなげてほしい」と話した。(加治隼人)
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