無限列車そっくりのSL? 山形市の公園も話題に

西田理人
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 山形市でも鬼滅? JR山形駅前の第二公園にある蒸気機関車(SL)が、映画「無限列車編」に登場する列車に似ていると、一部SNSで話題となっている。

 映画は大正時代を舞台に、主人公の竈門炭治郎らが無限列車で鬼と戦うというもの。公園で保存されているSLは、「ハチロク」の愛称で親しまれる「8620形」で、1923(大正12)年に製造された。旅客列車専用の機関車として、奥羽線やその支線で69(昭和44)年までに240万キロ以上を走り、その後旧国鉄から市に無期限で貸与されたという。

 SNS上では、SLの写真とともに「ファンの手で聖地に」と観光効果を期待する声も。市の担当者は「市内には文翔館など大正期の建築物も残っており、一緒に見て回ってほしい」。一方、公園にいた男子高校生は「全然知らなかった。言われてみれば似てるかも」と落ち着いた反応だった。

 同形の車両を巡っては、JR九州が熊本―博多間で期間限定のコラボ列車を運行したほか、京都市京都鉄道博物館に写真撮影をするファンが集まるなど、各地で話題を呼んでいる。(西田理人)

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