新山口駅開業120周年 記念ヘッドマークのSL運行
高橋豪
山口市のJR新山口駅が3日で開業から120年を迎えたことを祝い、JR山口線で5日、限定ヘッドマークを付けたSL「新山口駅開業120周年記念」号が運行された。始発駅の新山口駅ホームには、大勢の鉄道ファンや親子連れが集まった。6日も走る。
1900(明治33)年に小郡駅として開業。長く山口の陸の玄関口として親しまれ、山陽新幹線「のぞみ」が停車するようになった2003年に新山口に改称された。構内では来年1月上旬ごろまで、歴史を振り返る写真やメッセージボードが見られる。
この日、SLの出発の合図を送った平原康久駅長(45)は「歴史の重みを感じる。今後もSLを中心に盛り上げていき、良い思い出を残してもらえる駅になってほしい」と話した。
牽引(けんいん)はD51―200号機。記念のSLに乗った大阪府高槻市の小学6年、渡辺瞬君(12)は「迫力がすごい。貴重な体験ができて、カメラにも収められてよかった」と喜んだ。(高橋豪)
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