矢口高雄さんに感謝 秋田の鉄道に追悼のヘッドマーク

加賀谷直人
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 秋田内陸縦貫鉄道秋田県北秋田市)は、11月に81歳で亡くなった漫画家の矢口高雄さんを追悼するヘッドマークを付けた車両を4日から来年1月7日まで運行する。矢口さんは昨年4月、内陸線の「スマイルレールアンバサダー」に就任しており、これまでの応援に感謝の意を示す。

 ヘッドマークは直径80センチのアルミ製で、矢口さんが描いた北秋田市公認キャラクターの阿仁マタギ「かけるくん」が描かれている。「秋田内陸線応援大使矢口高雄さん ありがとうございました」と文字も添えられている。

 阿仁合駅9時15分発の急行もりよし1号、角館駅11時5分発の同2号、鷹巣駅14時38分発の同3号で見ることができる。

 阿仁合駅では、横手市増田まんが美術館で開催中の矢口さんの画業50周年イベントと連携したパネル展が、来年1月11日まで開かれている。代表作「マタギ」の原画のレプリカなど約20点のほか、矢口さんがアンバサダーに就任した時に贈った応援メッセージの色紙も展示している。(加賀谷直人)

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