「くじらの街」アピール 下関にラッピングバス走る

貞松慎二郎
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 26日に山口県下関市で8年ぶりに開かれる全国鯨フォーラムに合わせ、「くじらの街」をアピールするラッピングバスが市内を走っている。サンデン交通の路線バス1台に、ザトウクジラの豪快な姿と関門海峡沿いの街並みや関門橋を組み合わせた合成写真をあしらった。

 車体の両方の側面に「近代捕鯨発祥の地“下関”『くじらの街、日本一』を目指して」と表示。後部には市内の飲食店が開発した鯨料理の写真やPRフラッグを載せた。フォーラム後はデザインを変えて、来年3月末まで運行する。

 フォーラムは「クジラと地域産業を考える」をテーマに午前10時から海峡メッセ下関4階イベントホールで、入場無料。1階展示見本市会場で記念イベントがあり、新しい鯨料理や加工品の試食・販売のほか、午後2時から「下関のくじら鍋」300食が無料で振る舞われる。

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この記事を書いた人
貞松慎二郎
中津支局|主に大分県北部を担当
専門・関心分野
民俗芸能、伝統文化、風習