フランキー像除幕、6体目のワンピース 「リアルだ」

後藤たづ子
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 人気漫画「ワンピース」に登場する「麦わらの一味」の一人、フランキーの像が21日、南阿蘇鉄道高森駅(熊本県高森町)で除幕された。

 県が熊本地震からの復興プロジェクトとして、作者で県出身の尾田栄一郎さんらの協力を得て進める像の設置はこれで6体目。像は今年度までに計9体となる予定。

 船大工であるフランキーは、地震で寸断された南阿蘇鉄道の支援に駆けつけたという設定。像の高さは260センチあり、訪れた人たちは「想像以上に大きい」「漫画から出てきたようにリアル」と喜んでいた。

 除幕式で同鉄道社長の草村大成・高森町長は「(フランキーには)南阿蘇鉄道の全線復旧まで見届けてもらいたい」と話した。今後、同県の鉄道沿線の大津町南阿蘇村にも仲間の像2体が設置されることから、「2年数カ月後の全線復旧、それに伴ってワンピースでつながるストーリーを楽しみに待ってほしい」と呼びかけた。

 新型コロナウイルス対策で、式典参加は県内から応募した100人に限定され、YouTubeでライブ配信された。(後藤たづ子)

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