南海市駅周辺で展示会や体験会など多数開催 15日まで
滝沢貴大
南海電鉄和歌山市駅周辺の活性化を目的としたイベント「市駅まちなかまちぐるみミュージアム」が7日、始まった。同駅近くの店舗や公共施設などでワークショップや展示会など約20のイベントが催される。15日まで。
商店街や自治会などで作る一般社団法人「市駅グリーングリーンプロジェクト(市駅GGP)」が主催し、今年で5回目。イベント期間中、市出身の造形作家の作品展示や、地元の子どもたちによる落語など、様々なイベントが開かれる。
喫茶店「珈琲館BUILD」では、南方熊楠ら和歌山ゆかりの人物の直筆資料や、昔の和歌山の風景写真などが展示されている。展示を企画した古書店主・溝端佳則さん(60)は「コロナで元気がない街を盛り上げる役に立てれば」と話していた。
市駅GGP理事長で地元商店街会長を務める垂井一さん(71)は「イベントを通して、いろいろなお店のことや、自分たちが住んでいる街のことを知ってもらうことで、街の活性化につなげられれば」と話した。詳しいプログラムは市駅GGPの公式ホームページ(http://shiekiggp.wixsite.com/wakayama-ggp)で。(滝沢貴大)