JR四国「藍よしのがわトロッコ」12月も運行
雨宮徹
JR四国は観光列車「藍よしのがわトロッコ」(徳島―阿波池田間)の運行期間を延長し、12月20日までにすると発表した。当初は11月末で年内の運行を終える予定だったが、10月の乗車実績と、11月の予約率がともに100%に迫るなど好評を得ているという。
JR四国広報室によると、追加される12月の運転日は5、6、12、13、19、20日のいずれも土日の計6日間になる。
藍よしのがわトロッコは10月10日に運行を始めたが、10月は定員784人に対して758人が乗車し、乗車率が96・7%にのぼった。また、11月は定員1232人に対して3日時点で1216人が予約で埋まるなど人気を呼んでいる。
担当者は「沿線の風景に加え、阿波尾鶏のお弁当を食べられるなど徳島の魅力を楽しめ、特に関西方面からの利用者が多い」と話している。(雨宮徹)