モノレールのほろ裂いた容疑 「ストレス発散しようと」

有料記事

[PR]

 東京都心と羽田空港(東京都大田区)を結ぶ「東京モノレール」の車両の連結部の「ほろ」を切ったとして、警視庁は、千葉県印西市介護施設職員吉江慧悟容疑者(28)を器物損壊と偽計業務妨害の疑いで逮捕し、28日に発表した。調べに対し、「仕事でストレスがたまっていた。発散しようと思った」と話しているという。

 東京空港署によると、吉江容疑者は9月2日午後11時12分から同36分の間、浜松町駅(東京都港区)と羽田空港第3ターミナル駅を走行中の車両で、連結部のほろ2カ所を楕円(だえん)形状に切り抜き、安全確認作業や運休、遅延などを乗務員らに余儀なくさせた疑いがある。ほろの被害額は計約166万円だった。ほかに乗客はおらず、防犯カメラの映像などから裏付けたという。

 吉江容疑者はモノレールが好きで、好みの車両を選んで乗るほどだったという。東京モノレール社(同区)は「警察のご指導をいただきながら、乗客の方に安心してご利用いただけるような運行に努めてまいりたい」としている。

 東京モノレールでは1月以降…

この記事は有料記事です。残り151文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら