旧北陸線の貴重な写真を展示 福井県立歴博

堀川敬部
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 今年6月、福井県南越前町―敦賀市滋賀県長浜市に残る鉄道遺産群が、文化庁から日本遺産に認定されたことを受けて、運行当時の様子を紹介する記念写真展「旧北陸線いまむかし~鉄道遺産をたずねて~」が、福井市大宮2丁目の県立歴史博物館で開かれている。12月27日まで。

 1962(昭和37)年の北陸トンネル開通に伴って廃線となるまでの旧北陸線の敦賀―今庄間を中心に、北陸線の複線化で64(同39)年に廃線となった柳ケ瀬線(木ノ本―柳ケ瀬―敦賀)も含め、約50点の写真やパネルを展示。62年当時の今庄駅、大桐駅、山中信号場、杉津駅、葉原信号場などの貴重な写真をはじめ、敦賀機関区に配置されていた蒸気機関車やディーゼル機関車の写真も並ぶ。

 今月30日~11月16日には敦賀市のきらめきみなと館、11月18日~12月6日には南越前町の昭和会館でも開かれる。問い合わせは同博物館(0776・22・4675)。(堀川敬部)

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