ミニSLに親子連れ100人 三豊の鉄道博物館 香川

福家司
[PR]

 香川県三豊市鉄道博物館「Kトレインワールド」で18日、石炭をたいて走るミニSLが走り、親子連れら約100人が短い鉄路の旅を楽しんだ。

 ミニSLは「C50」形で長さは1・7メートル。この機関車の後ろに「客車」を2両つなぎ、親子連れら5人ほどが乗車。踏切や鉄橋、トンネルもある全長126メートルの「ミニ鉄道」をゆっくりと一周した。

 観音寺市の小学校3年生、高木新さんは「汽笛も鳴って、本物みたいだと思った」と驚いていた。

 ミニ機関車は、館長の木川泰弘さん(64)=観音寺市=が十数年前に組み立てて制作し、普段は館内で展示している。

 木川さんによると、ボイラーの圧力調整が難しいため、運転するのは年数回にしているという。今回の走行は、「鉄道の日」(14日)を記念して企画した。(福家司)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら