SLやまぐち号、別の機関車に交代へ C57部品損傷で

高橋豪
[PR]

 JR山口線の新山口―津和野駅間を結ぶ観光列車、SLやまぐち号で使われている蒸気機関車C57に異音が発生し、山中で立ち往生した問題で、JR西日本山口支社は15日、C57に代わり24日からD51(デゴイチ)―200号機で運行すると発表した。年内最後の定期運行となる11月22日まで客車を牽引(けんいん)する。

 C57は10日の運行中に異音が発生し、上り坂で走行不能となった。調査の結果、蒸気を動力に変えるピストンの部品が損傷し、出力不足だったことが判明した。C57は今後、京都市にあるJR西日本梅小路運転区で部品の交換を行う。

 17、18の両日はディーゼル機関車DD51で運行する。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

この記事を書いた人
高橋豪
経済部|電機・製造業担当
専門・関心分野
モビリティー、インフラ、観光、中国語圏