福家司
JR四国の新しい観光列車「藍よしのがわトロッコ」の車両が3日、高松駅で初めて公開された。4日には阿波池田、徳島両駅でもお披露目され、10日から両駅間で運行を始める。
列車はトロッコ車両と特急型気動車の2両編成。阿波藍と吉野川をテーマに、白から藍色に染まっていくグラデーション、3色の流曲線、絞り染めをイメージした水玉模様などがラッピングされている。この日は鉄道ファンや家族連れら約200人がひと足早く車両への試乗を楽しんだ。高松市の栗林小3年、西内統祐さん(8)は「結構きれい。一度乗って旅してみたい」と話していた。
4日は阿波池田駅で午前10時15分~11時、徳島駅で午後1時35分~2時10分に公開される。
運行は観光シーズンの週末が中心で、JR四国ものがたり列車推進室によると、10、11日は上下便とも満席、10月中の下り便もほぼ満席という。問い合わせはJR四国電話案内センター(0570・00・4592)へ。(福家司)