JR秋田支社に新型列車 東日本管内で2例目の電気式

高橋杏璃
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 JR東日本秋田支社は、エンジンで発電して電車と同じ仕組みで走る新型電気式気動車「GV―E400系」を12月から導入する。現在使われている気動車よりもなめらかな乗り心地で、環境にもやさしいという。東日本管内では新潟に次いで2例目で、奥羽線や五能線、津軽線で順次運行する予定。

 これまでの列車はディーゼルエンジンの動力で車輪を回転させていたが、新型はエンジンが発電した電気を介してモーターを回して走行するため、故障しづらくなるという。デザインも新しくなり、外装は五能線沿いの海と空をイメージした青色と白色のグラデーション。車両内は、白神山地のブナを思わせる木目調のデザインがあしらわれている。

 同支社車両課の和合谷(わごうや)将志さんは「かなり振動が少ないので乗り心地がいい。加速もスムーズです」とアピール。現在は運転士による走行訓練が行われており、3月までに全車両が切り替わる見込みという。(高橋杏璃)

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