耳でも楽しむ阿佐鉄、DMV実車展示も 徳島

斉藤智子
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 阿佐海岸鉄道のヘッドマークや記念切符などを展示した「あさてつ展」が10月18日まで、徳島県海陽町の町立博物館で開かれている。阿佐鉄が今年度中の運行を予定する線路・道路両用のDMV(デュアル・モード・ビークル)の発着点が、博物館のある阿波海南文化村に設けられることから、DMVを紹介。19日には実車展示もある。入場無料。

 会場内のBGMは阿佐鉄の走行音で、館長の長尾正大さん(51)が運転席近くに乗り込み、海部―甲浦間(8・5キロ)の往復約25分間を録音した。長尾さんは「区間の半分以上がトンネルでトンネルが長い分、イルミネーションでも楽しませてくれた」と話す。

 車内でコーヒーやお茶を楽しめる「なごみ列車」で使われた「なごみ」のヘッドマークも見られる。草彅剛さん主演の映画「任侠(にんきょう)ヘルパー」(2012年)のロケで使われたヘッドマークや、現役の車両で使われている運転席も展示している。(斉藤智子)

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