茨城)笠間の栗、ブランド力強化へ 市・JA・JR連携

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古源盛一
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 日本一の笠間の栗のブランド力を高めようと25日、茨城県笠間市とJA常陸、JR水戸支社が共同出資して生産・加工と流通を手がける6次産業化の新会社を設立することになった。笠間市に加工施設を建設して栗菓子などを開発。2022年秋、JR東日本のエキナカ店舗などでの販売を目指す。

 新会社は「笠間栗ファクトリー」(仮称)。25日に設立準備協議会が水戸市内であり、三者が協定書を交わした。今年度中に事業計画を策定する。

 同市は栗の栽培面積が564ヘクタールと市町村別で全国1位(15年の農林業センサス)。収穫量で全国一の茨城の栗の中核を占め、ほとんどは東京方面の市場に出荷されている。だが、JAや地元菓子店が加工品を開発・販売、秋の「かさま新栗まつり」などイベントで盛り上げてきたが、知名度では丹波(京都)や小布施(長野)、中津川(岐阜)などに水をあけられてきた。

 笠間市とJR水戸支社は6月…

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