ちびまる子ちゃん気分味わえる 清水の小さな駅、商店街

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中村純
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 8月15日は、2年前に亡くなった「ちびまる子ちゃん」の作者で漫画家のさくらももこさんの命日だった。まる子とももこさんの故郷を訪ねようと静岡鉄道に乗り込んだ。

 新静岡駅から14番目、めざす入江岡駅(静岡市清水区)に着いた。2両編成の車両がピッタリ収まる小さなホーム。急な階段を上ると、橋上にこぢんまりとした無人の駅舎が現れた。

 さくらさんの実家は駅近くで八百屋を営んでいた。店は閉じられ、今は別の人が住んでいるという。

 付近には懐かしさが漂う商店街も残る。主人公のまる子が立ち寄るおもちゃ屋や文具店が劇中と同じ店名で現在も営業している。アニメと同じ空間を味わおうと国内はもとより、台湾などからも聖地ツアーに訪れる人がいるという。

 短大まで地元で過ごしたさく…

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