高知)すべらない砂 合格祈願 土佐くろしお鉄道
笠原雅俊
土佐くろしお鉄道(高知県四万十市)は25日、進学や就職などの合格祈願のお守りにしてもらおうと「すべらない砂」が入った小瓶を作り始めた。砂は急坂のレールの上にまいて車輪の滑り止めに使う業務用だ。黄や青、ピンクの5色の1千個限定で、すべて社員が手作りしている。
午前9時から女性社員2人が、砂を小瓶(直径1・5センチ、高さ2・5センチ)に詰めた。10月1日には中村線が開業50周年を迎えるため、記念のロゴも入っている。作業をした浜田姫乃さん(22)は「コロナの一日も早い終息と受験生のみなさんが無事合格出来るようにとの気持ちを込めています」と話した。
9月14日~来年1月末、中村、宿毛、安芸の各駅で、受験のために切符か定期券を購入した中高生などに無料配布する。
プレゼント用などに来年3月…