ベビーカーも乗降しやすく 有楽町・副都心線に新型車両

一條優太
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 東京メトロの有楽町線・副都心線に来年2月に導入される新型車両「17000系」が11日、東京都内で報道関係者に公開された。2022年度までに、現在運行する「7000系」をすべて17000系に替える予定。

 17000系は、有楽町線の路線カラーであるゴールドと、副都心線のブラウンの2色のラインが前面と側面に入る。ヘッドライトは、7000系などと同様に丸いデザインとなっている。

 バリアフリーに配慮した設備が特徴。床面の高さを7000系から6センチ低くし、乗車ドアの床の部分をわずかにホーム側に傾斜させるなど、車いすやベビーカーが乗り降りしやすい構造になっている。各車両に車いすの人や大きな手荷物を持った人向けのフリースペースも設けた。

 内装は「開放感」を意識したといい、座席の端の仕切りは透明なガラスにした。各車両には防犯カメラも設置した。東京メトロの担当者は「車両の快適性は非常に向上した。乗り心地を楽しんでほしい」と話している。(一條優太)

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