北海道)五輪マラソン ゴミ収集や路面電車の調整へ

能田英二 芳垣文子
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 札幌で行われる来年の東京五輪のマラソン・競歩開催の実地検証が8日も行われた。大会組織委は同日、会見を行い、ゴミ収集や路面電車の運行など市民生活に与える影響について、関係機関と調整していくことを明らかにした。

 組織委関係者らはマラソンのスタート時刻に合わせた午前7時、スタート地点の大通公園から自転車でコースや沿道の状況調査に出発した。北海道大学構内では、フランスから来日した世界陸連医事委員長らも参加。気象状況や給水ポイントなどについて検証した。「構内の木陰が選手にとてもよい環境で素晴らしい」との感想が出たという。

 会見した組織委の森泰夫・大会運営局次長は、コース周辺のゴミ収集車がどういうルートで回るのかや、路面電車の軌道をどのように覆うかなどの課題を、今後関係機関と調整していく方針を明らかにした。検証は6~9日に行い、運営計画に生かしていくという。(能田英二、芳垣文子)

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