京都)光秀らのラッピング列車出発

横山健彦
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 NHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の主人公・明智光秀やゆかりの武将らを描いたラッピング列車の運行を、JR西日本が8日から福知山、山陰両線で始めた。来年10月末ごろまで、特急列車として丹波や丹後など光秀ゆかりの地を走る。

 4両の金びょうぶに見立てた黄色の車体側面に、光秀が築いた福知山城(京都府福知山市)、御霊神社(同)、明智藪(やぶ)(同)などゆかりの地や、「丹波の赤鬼」ともいわれた赤井直正、光秀と戦った波多野秀治、細川忠興の妻で光秀の娘・ガラシャらゆかりの人物が描かれた。

 福知山駅では初運行となる、同駅発新大阪駅行特急「こうのとり10号」を甲冑(かっちゅう)姿の丹波福知山手づくり甲冑隊の4人らが見送った。JR西日本福知山支社の漆原健支社長は「列車を通して光秀に興味を持ってもらい、観光地に足を運んで欲しい」と話していた。(横山健彦)

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