日光走るSL、「ふたら」と呼んで 門脇麦さんも堪能

池田拓哉
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 10月から東武日光駅(日光市)に乗り入れる蒸気機関車「SL大樹」の愛称が「ふたら」に決まった。東武鉄道が5日、同駅で発表した。新しいヘッドマークを着けたSL大樹がホームに登場。プロモーション映像に出演している女優の門脇麦さんが沿線の魅力を語った。

 SL大樹は、2017年8月から東武鬼怒川線の下今市駅―鬼怒川温泉駅間で運行している。「ふたら」は10月から東武日光駅に乗り入れ、東武鉄道グループの旅行商品で月1回ほど運行される。「ふたら」は男体山の呼び名である「二荒山」に由来するという。

 同社によると、東武日光駅から下今市駅を経由して鬼怒川温泉駅まで、普通列車だと約40分だが、SL大樹では約1時間の旅が楽しめるという。

 「豊かな自然をゆっくり眺められるし、沿線の人たちが手を振ってくれる。いい時間が過ごせました」。門脇さんは収録を振り返ってそう話した。鬼怒川温泉のつり橋「大瀞(おおとろ)橋」周辺の景色や、現地で食べたアユの塩焼きが印象深かったといい、「心のパワーがチャージできる場所」と笑顔で語った。(池田拓哉)

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