埼玉)七里駅前の桜 駅前整備で伐採の危機 さいたま
黒田早織
東武野田線七里駅(さいたま市見沼区風渡野)北側にあるソメイヨシノ3本が、区画整理事業のため9月にも伐採されようとしている。専門家に「第一級」と評された巨樹を残そうと、近隣住民は「七里の桜を守る会」をつくって署名活動などを続けている。
3本は駅の北側、プラットホームの目の前で南北に15~20メートルにわたって枝を広げている。高さ約12メートル、幹回りは最大約1・6メートル。樹齢70年以上とみられる。
ただ、東武鉄道によると、誰がいつ植えたのかは記録が残っておらず、分からないという。毎年の開花シーズンにはホームのベンチを桜の方向に向けるのが恒例で、乗客や周辺住民から愛されている。
保存を求める地域住民の署名…
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