三重)伊賀鉄グッズを通信販売 忍者線存続願い
藤井匠
伊賀鉄道(三重県伊賀市)は上野市(忍者市)駅窓口やイベントで対面販売してきた鉄道グッズについて、8月1日から本格的な通信販売を始める。コロナ禍もあって利用者が減る伊賀線(忍者線)を存続させる取り組みの一環。新商品も加え、PRに懸命だ。
グッズは31種。青忍者列車など5種類ある従来の電車型マグネット(税込み各300円)は、メモ留めやおもちゃに好評という。ほかにも車内発行の補充乗車券を柄にしたIGATETSU手ぬぐい(同600円)、200系運転開始10周年記念入場券セット(同2600円)など多彩だ。
新発売は、電車型マグネットシリーズ6種類目のオリジナルカラー版(同300円)。電車や駅名、ヘッドマーク、沿線の観光施設の計4種類のデザインを施したマスキングテープ(各同400円)もある。「通信販売開始記念!記念切符福袋」(同3千円)は20セットの限定販売。
伊賀鉄道は「購入したグッズで旅気分を味わってもらえれば」と期待する。通信販売のみの商品もあり、全商品の概要は公式ホームページでも閲覧できる。入手希望の際は、メールに名前や郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、グッズ名(リスト番号も可)と数量を記載して同社のアドレス(fukunin@igatetsu.co.jp)へ。折り返し届く注文確認メールに基づき、代金(送料、通信販売手数料を含む)を期日内に指定金融機関へ。2千円以上の注文で同手数料が無料になる。
問い合わせは伊賀鉄道(0595・21・0863)。