駅ネコにゃん太郎、天国へ タヌキ顔愛され観光大使4年

神谷裕司
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 JR九州・肥薩線の嘉例川駅(鹿児島県霧島市隼人町)にすみついていた「たぬき猫 にゃん太郎」が11日に死んだ。タヌキのような愛らしい顔と人なつっこい性格から観光客や地元住民の人気者だった。年齢はよく分からないという。

 霧島市観光PR課によると、にゃん太郎はオスで、2015年11月ごろから駅にすみつき、地域住民が世話をしていた。16年5月5日には、嘉例川地区活性化推進委員会(山木由美子委員長)が「嘉例川観光大使」に任命した。

 その後、体調不良やけがが重なり、山木委員長が「おかあさん」として自宅で面倒を見るようになった。体調の良いときは山木委員長が駅に送り迎えをして、観光客らと触れあっていたという。(神谷裕司)

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