特産楽しめる「寒天列車」が運行再開 岐阜の明知鉄道
戸村登
【動画】明知鉄道の「寒天列車」、運行を開始=戸村登撮影
第三セクターの明知鉄道(岐阜県恵那市)は1日から、地域の食材を使った料理を楽しめる「寒天列車」の運行を始めた。この日は31人が乗車し、同市山岡町の特産品、細寒天が素材の三段重の弁当を楽しんだ。
新型コロナウイルス感染症の予防対策として、1両あたりの定員を10人減らし、18人とした。さらに食事をする隣席との間には仕切りを設けた。
「寒天列車」は例年は4月に運行を開始していたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で運行を見合わせていた。
9月末まで平日の月曜日を除き毎日運行。8月30日までは、恵那市の「カッとく応援チケット」を利用すれば、先着400人は、大人は通常は5500円の料金が4千円に。400人以降は県の利用促進補助金を利用し、4500円で乗車出来る。問い合わせ先は明知鉄道(0573・54・4101)。