5月廃止の炭鉱電車 音で復活 創作活動には無償提供

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森川愛彦
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 三井化学(本社・東京)は、5月に廃止された福岡県大牟田市の三井化学専用線(旧三池炭鉱専用鉄道)の「炭鉱電車」にまつわる音を収録。25日から公開を始めた。走行音や警笛音など集められた貴重な音源の数々は、創作活動には無償で提供されるという。鉄道ファンを中心に話題を呼びそうだ。

 三井化学によると、収録時間は約40分間。①車掌室②炭鉱電車100年の音③踏切と手動の線路切り替えレバー④宮浦駅のレトロなものたち――の4項目に分類している。

 集められた音は、炭鉱電車の走行音や警笛音、ブレーキ音をはじめ、ハンドルの操作音や点検時の打音など様々だ。

 中には、一般的な「カンカン…

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