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　富士急行は14日から、ダイヤ改定に合わせ、山梨県富士吉田市新倉の下吉田駅に「新倉山浅間（あらくらやませんげん）公園」という副駅名を導入する。新倉山浅間公園は、富士山と五重塔「忠霊塔」を一緒に眺望できる人気スポット。駅に親しみを持ってもらい、地域を元気にするのが目的だ。

　新倉山浅間公園は下吉田駅から徒歩約10分。春には満開の桜と五重塔を前景に、雪化粧した富士山を望むことができる絶景で知られる。外国人観光客らでにぎわい、2018年度には約47万人が訪れ、19年度はすでに50万人を突破した。

　英語の副駅名は「Chureito　Pagoda」。ダイヤ改定では、毎日3往復し、土日休日は1往復増便される「富士回遊」などすべての特急列車が下吉田駅に停車するようになる。（三ツ木勝巳）