大分)日田市長がBRT受け入れ表明 日田彦山線復旧案

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中島健
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 2017年の九州北部豪雨で被災し、添田―夜明が不通となっているJR日田彦山線の復旧案についての住民説明会が1日、大分県日田市であった。JR九州は、バス高速輸送システム(BRT)の利便性を高めた案を説明。原田啓介市長は「復旧の時間を考え、BRTをテーブルに載せていきたい」として受け入れる考えを示した。

 JRと福岡、大分両県、沿線3市町村による先月の復旧会議で、JRがBRT案の改善策を提示。3月中に復旧の結論を出す予定の中、説明会は開かれた。

 JRからは前田勇人副社長らが出席。鉄道での復旧には自治体からの年間1・6億円の運行費支援を条件とした理由について、不通前の同区間の収支が大幅な赤字だったことを挙げた。BRT案では、現在の代行バスより利便性を高め、鉄道以上の本数の運行を確保することや、赤字でもバス運行を将来にわたって継続する考えも示した。

 参加した約80人の住民らか…

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