菊地洋行
JR九州は15日、宮崎市の日南線宮崎駅―青島駅間で特別列車「チロルチョコレートレイン」を往復運行した。家族連れなど13組39人が参加。福岡県発祥の製菓会社「チロルチョコ」(東京)の協賛を得て、車内ではチョコレートのつかみ取りなどが行われた。
14日のバレンタインデーにちなんだ企画。JR宮崎駅の女性社員3人が中心になって実現させた。その1人である樋脇菜緒子さん(36)によると、昨夏の七夕シーズンにササ飾りを改札口に飾ったり、寄せられた願いごとを電光掲示板に流したりしたら好評で「お客様から『また何か考えて』と言われました」。
青島駅で一時下車した参加者たちは近くの青島神社に参拝。3人の子どもと参加した宮崎市清武町の丸田麻衣さん(34)は「袋いっぱいのチョコレートをもらいました。神社には『家族みんなで元気に、これからもハッピーに過ごしましょう』とお願いしてきます」と話した。(菊地洋行)