偽造特急券を使おうとした疑い JR九州の運転士を逮捕

横山翼
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 JRの特急券を偽造して使おうとしたとして、福岡県警は19日、福岡市東区香椎3丁目、会社員熊手雄大容疑者(31)を詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕し、発表した。熊手容疑者は同社の小倉運転区の運転士だという。

 県警によると、熊手容疑者は19日午前11時10分ごろ、JR鹿児島線赤間―香椎間を走る特急の車内で、乗務員から特急券(520円相当)の提示を求められ、偽造した特急券を示した疑いがある。容疑を認めているという。

 特急券の有効期限の日付が手書きで書き換えられており、乗務員はその場で偽造に気づいたという。

 特急券は昨年12月25日に小倉駅で発行されたとみられ、熊手容疑者は「特急券を買わずに乗車し、有効期限を書き換えて使おうとした」と話しているという。

 JR九州は「大変遺憾であり、今後会社として事実関係を確認した上で厳正に対処する」とコメントした。(横山翼)

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