大分)JRが脱線復旧訓練 警察や消防と連携確認

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中島健
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 JR九州大分支社は16日、大分市牧上町の大分車両センターで総合脱線復旧訓練を実施した。支社やグループ会社、大分県警や市消防局も含めた約120人が参加。連携をしながら、情報伝達や復旧手順の確認をした。

 訓練は、日豊線の牧―高城の踏切で停止していた軽乗用車に、乗客乗員約30人の列車(1両編成)が衝突。車両前部の車輪が脱線し、軽乗用車には運転手らが取り残されたとの想定で行われた。

 事故発生後、運転士や車掌が総合指令所に無線で状況を連絡。指令所を通して消防などに通報し、乗客役の社員らを線路に降ろして避難させた。消防隊員は車のドアを工具でこじ開け、閉じ込められた負傷者を救助した。JRは現場で復旧が必要な箇所の調査や復旧方法を打ち合わせ、列車を油圧ジャッキで持ち上げて線路に戻した。

 同支社によると、県内では今…

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