大分)Uターンピーク「故郷で英気」 別れ惜しむ姿も

中島健
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 年末年始をふるさとなどで過ごした人たちのUターンラッシュが4日、県内でもピークを迎えた。JR大分駅でも、午前中から家族に見送られ列車に乗り込む姿が見られた。

 JR九州大分支社によると、博多・小倉に向かうこの日の日豊線特急は指定席がほぼ満席。自由席の乗車率が100%を超す便もあった。

 正月を大分市の実家で過ごした横浜市の会社員田浦健治さん(42)は、父や親戚らに見送られ、新幹線に乗り継ぐため大分駅を出発した。昨年10月にメキシコから帰国し、7年ぶりの日本での正月という。家族で鶴見岳に登り、ゴルフや温泉も満喫。「英気を養いました」。娘の小学4年、えれんさん(10)は「久しぶりに家族と会って、観光地を回れたのがうれしかった」と話した。

 大分空港を出発する飛行機もこの日は予約で軒並み満席。5日もキャンセル待ちになるという。(中島健)

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