高知)駅のホームで市町村長が餅つき 土佐くろしお鉄道

笠原雅俊
【動画】土佐くろしお鉄道沿線の7市町村長らが中村駅で餅つき=笠原雅俊撮影
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 正月を前に、土佐くろしお鉄道の中村駅(四万十市駅前町)で27日、中村・宿毛線沿線の7市町村長が威勢よく餅をついた。つきたてをあん餅にして、帰省客や観光客にプレゼントした。

 餅つきをしたのは四万十市、宿毛市、黒潮町などの首長7人。土佐くろしお鉄道が毎年、乗客への感謝と利用者増を願って企画し、今年も地元農家が栽培したもち米約30キロが用意された。

 北風が吹き抜ける1番ホームで、法被姿の首長たちは、「ヨイショ、ヨイショ」と交代で杵(きね)を振り下ろした。中平正宏・四万十市長は「古里に帰ってくるお客さんを迎えるために心を込めてつきました」と話した。特急「あしずり1号」から降り立った帰省客らに、改札付近に並んだ首長たちが「お帰りなさい」などと声をかけて餅を手渡した。(笠原雅俊)

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