茨城)あわてたサンタは列車に乗って 関鉄無人駅で催し

吉井亨
[PR]

 茨城県下妻市の関東鉄道常総線の無人駅、騰波ノ江駅で21日、サンタに扮した同鉄道ファンクラブのメンバーらが、子どもたちにお菓子の詰め合わせを配るイベントをする。同鉄道は、冬休み期間中の利用を呼びかけようと、同日から専用のヘッドマークを付けた列車も走らせる。

 駅でのイベントは「関鉄レールファンCLUB」が企画。「あわてたサンタクロースがそりを忘れ、列車でやって来る」という設定で、メンバーらは列車で同駅を訪問する。小学生以下が対象で、午前10時15分から先着100人。絵本の読み聞かせや記念撮影もある。問い合わせは同CLUBの十文字さん(090・7260・6418)へ。

 専用ヘッドマークをつけた列車は1月19日まで、下館―取手間を不定期運行する。冬休み期間中の学生や家族連れの都心への外出に関鉄常総線の利用をPRする目的だ。快速列車を使い、守谷駅でTX(つくばエクスプレス)に乗り換えれば下館―秋葉原が「最速87分」。片道2150円で「往復きっぷ」だと3090円になる。(吉井亨)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません