相模鉄道とJR線の相互直通運転が30日始まり、走行区間が県内だけだった相鉄が念願の都心乗り入れを果たした。相鉄線の海老名駅では、新宿行きの一番列車の出発式に大勢の鉄道ファンらが詰めかけ、この日開業した羽沢(はざわ)横浜国大駅(横浜市神奈川区)でも記念イベントが開かれた。
海老名駅での出発式は午前5時18分にスタート。気温2度と冷え込むなか、大勢の鉄道ファンらが詰めかけ、写真撮影や列車への乗車を楽しんだ。
「座って、しかも乗り換えずに新宿に行けるのはいいですね」。綾瀬市の会社員、長本昌樹さん(47)は妻と一番列車の見学に来た。夫婦そろっての鉄道ファン。新宿に出るにはこれまで別の路線を使っていたが、今後は相鉄の利用が増えそうだと笑顔で話した。
横浜市旭区の会社員(21)…
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