リニア中央新幹線のトンネル、岐阜で初公開 JR東海

有料記事

佐藤英彬
【動画】岐阜県で掘削が進むリニア中央新幹線のトンネル工事現場=佐藤英彬撮影
[PR]

 岐阜県で掘削が進むリニア中央新幹線のトンネル工事現場が26日、報道機関に公開された。開業後、リニアの列車が走る本線トンネルの公開は初めて。

 公開されたのは、岐阜県の恵那市から瑞浪市を経て御嵩町まで延びる日吉トンネル(全長約14・5キロ)の一部で、瑞浪市内の工事現場。南垣外(みなみがいと)工区と呼ばれ、JR東海によると、昨年2月に掘削が始まった。火薬を使って破砕しながら掘り進めており、この日までに地上とトンネルをつなぐ約400メートルの坑道と、トンネル本体(断面の高さ8メートル、幅14メートル)のうち約900メートル分の掘削が完了している。

 現場はウラン鉱床に比較的近い地域。JR東海岐阜工事事務所の加藤覚・多治見分室長は「ウランを含む発生土が出ない場所を選んで掘削している。今のところ基準値を超えたものは出ていない」と説明している。

 JRによると掘削で出た土の…

この記事は有料記事です。残り139文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら