岐阜)名鉄高架化で覚書締結

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松浦祥子 高木文子
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 名鉄名古屋線の名鉄岐阜―岐南駅間の高架化をめざし、県と岐阜市、名鉄は19日、事業を円滑に進めるための覚書を締結した。今後は、国の事業認可に向け、今年度中の都市計画決定をめざすことになる。

 覚書を交わすにあたり、工事の対象となる約2・9キロの事業主体が決まった。高架化する約2・1キロと境川の河川改修に伴う岐南駅側の約0・4キロを県が、都市計画道路の拡幅工事に伴う岐阜駅側の約0・4キロを岐阜市が担当する。

 「ほぼ半世紀にわたる悲願がやっと、後戻りのないところまでたどり着いた」。古田肇知事は笑顔を見せた。慢性的な渋滞の解消など、積年の課題となっていた事業だが、地権者など関係者が多く、調整は難航した。数百億円とされる費用負担の折り合いも付かず、国の支援などをめぐり、調整に時間を要した。

 「円滑かつ効果的に進捗(し…

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