茨城)市民をモデルに取手PRポスター「座って始発に」

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佐藤清孝
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 住んでみようかな――。茨城県取手市が市民をモデルに起用し、市の魅力を市外にPRするポスターを作った。18日から順次、JR常磐線東京メトロ千代田線などの駅に登場。交通の利便性や子育てしやすい環境をアピールし、移住へと沿線住民の心をくすぐる作戦だ。

 ポスターは、実際に取手に住んでいる人に魅力を伝えてもらおうと企画。担当の市魅力とりで発信課の職員らがつてをたどってモデルの候補者を探し、ボランティアで協力を依頼した。

 「通勤」「子育て」「住宅取得」「起業」編の4種類。通勤編は、24年前に横浜から引っ越し、常磐線で東京・品川に通う会社員の添田富司夫さん(62)がモデルを務めた。取手駅で折り返す始発電車内で文庫本を広げ、ほほえむ。「都心まで1本の始発駅。まるで私のための電車です」

 子育て編のモデルは、今年3…

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