北海道)JR北、険しい再建 「維持困難線区」表明3年

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斎藤徹 長崎潤一郎
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 JR北海道が営業路線の約半分にあたる10路線13線区を「単独では維持困難」と表明してから18日で3年。JR北は廃止をめざす5線区の沿線自治体との協議に力を入れてきたが、残る8線区の存続に向けた議論は進んでいない。2021年度以降のJR北への財政支援も決まっておらず、経営自立は見通せない。

 「3年間で関係者の理解が広がり、地域の公共交通を『単に守る』から『どう再構築するのか』に議論が移ってきている」

 JR北の島田修社長は13日の定例会見で、「単独では維持困難」とする13線区を公表してからの3年間の変化についてこう語った。

 前日の12日、廃止・バス転…

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