京都)降雪シーズンに備え除雪車を試運転 京都丹後鉄道

寺脇毅
[PR]

 雪のシーズンを前に、京都丹後鉄道は12日、京丹後市の久美浜駅で軌道除雪車の試運転をした。線路外に雪を押し出すウィングを動かしたり、雪を吹き飛ばすロータリーを回転させたりして、操作する手順の確認や点検をした。

 除雪車は、長さ約12メートル、高さ約3・7メートル、重さ約25トン。久美浜、与謝野、宮津の各駅に1台ずつ配備され、線路に約30センチの積雪があれば出動する。この10年では2011年度の18回が最多。昨冬は積雪がなく、1度も出動しなかった。

 試運転は同市の久美浜駅とかぶと山駅の間を2往復した。近くの市立久美浜保育所の子どもたちが見学し、手を振っていた。同社の谷中(やなか)繁・運行本部長は「安全最優先で降雪の準備を整えたい」と話した。(寺脇毅)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら