1並びの記念入場券が人気 井原鉄道「思い出の数字」

燧(ひうち)正典
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 広島県福山市の神辺駅と岡山県総社市を結ぶ第三セクター井原鉄道が、令和元年11月にあやかって「1」がそろった記念入場券を発売し、人気だ。1日に岡山県井原市の井原駅で、11日に神辺駅で売り始めた。

 神辺駅の係員によると、普段は入場券が売れることはほとんどないというが、この日は朝の7時半ごろに窓口を開ける際にすでに並んで待つ人がいて、昼過ぎの時点で100枚余りが売れたという。

 井原鉄道は平成11(1999)年1月11日に開業。1番列車は午前11時11分11秒に出発した。「私たちにとって思い出の数字。これを機に沿線の人たちにより親しんでもらえたら」と担当者。両駅とも1枚190円で昔懐かしい硬券タイプ。各500枚限定で、なくなり次第終了。通信販売でも購入できる。詳しくは同鉄道のホームページで。(燧(ひうち)正典)

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